野球肩
皆様いつもお世話になっております。
亞利の整骨院の澤です！
今回は＂野球肩＂についてお話ししていこうと思います
野球の投球動作や、テニス、バレーボールのサーブ・スマッシュなどで腕を大きく振る動作を繰り返すスポーツで生じる疾患です。
肩の関節に着く筋肉や腱、骨の損傷です。
大半が過度な投球動作が原因になることが多いですが
肩や肩甲骨周りの筋力不足、柔軟性不足など様々な要因も絡んできます。
○インピンジメント症候群
野球方の中で最も多く肩峰や靭帯に骨が衝突する事で腱板が挟まれ、炎症を起こし痛めます。
ラケット競技など、腕を振り上げる動作を繰り返すスポーツでも発症します。
○腱板損傷
肩の中にある棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋の複合を腱板といい、上腕骨に付着している腱が剥がれたりする事を腱板損傷と言います。
痛くて腕が上げられなかったり、下ろす時にも痛みが出たり、夜間痛があります。
○リトルリーガーショルダー(上腕骨骨端線理解)
成長期の投球障害で投球後に痛みが出ることが多く、過度の投球による負荷で損傷し、成長軟骨の離解が起こって痛みが出るスポーツ障害です。
○肩甲上神経損傷
投球動作のフォロースルー期に棘下筋が引っ張られたり、圧迫されたらして損傷を起こします。
上記のように＂野球肩＂でもいろいろな疾患があり、どこの部位がどの様な損傷なのかどのくらい損傷しているのかなどしっかり診る事が大切です。
