腰椎分離症
皆様いつもお世話になっております。
亞利の整骨院の澤です!
今回は腰痛の中でも腰椎分離症についてお話ししていこうと思います。
椎弓と呼ばれる腰椎の後方部分が分離した状態で、疲労骨折が原因と考えられています。
成長期のスポーツ選手に多く発生し、背中をそらす動作やジャンプの着地の動作時に力が加わり、同じ動作を繰り返されると疲労骨折となり、腰椎分離症になります。
※全ての人が分離症になるわけでは無く体質もあると考えられています
ほとんどがスポーツ中やスポーツ直後に腰痛を自覚します。痛いまま長期間放置すると分離が完成してしまい、治りにくくなってしまい、主に腰痛や偽関節といったグラグラな状態になってしまいます。
偽関節となった部分は周囲に骨棘(とげ)が発生し、神経と接触すると脚に痛みや痺れなどが引き起こされます。
分離症は単なるオーバーユーズによる疲労骨折ですが、経過とともに病態が変化して行き治療法も大きく変わって来ます。
なるべく早い段階で適切な治療を行うことができれば治る可能性が高くなります
○初期段階の分離症
コルセットを装着し3〜12ヶ月間のスポーツ中止。
腹筋背筋を強化するとともに柔軟性を高める為にストレッチをすると効果的です。
亞利の整骨院ではオルソティックというオーダーメイドで中敷きを作ることができる唯一の整骨院です。オルソティックで足首から矯正をしていき分離症、すべり症を改善することも出来ます。
1.腰椎分離症は疲労骨折である事
2.早期発見することができれば保存療法で治すことが可能
3.進行すると偽関節になり、保存療法で治すことは難しくなる
4.腰椎分離症が進行すると骨がずれてすべり症になってしまう