スポーツ障害
こんにちは!いつも大変お世話になっております。
亞利の整骨院の澤です。
今回はスポーツ障害についてお話していこうと思います。
繰り返し同じ動作をして一定の部位に痛みが生じ、その痛みが慢性的に続いていきます。
・外傷性肩関節脱臼
コンタクトスポーツに多い疾患で、生理的範囲以上の運動が強制され、関節を包んでいる関節包を損傷し、その損傷部から関節包外に出たものを言います。
その際に、直接脱臼部位に働く力を直達外力と言い、間接的に働く力を介達外力と言います。
・反復性肩関節脱臼
肩関節の外傷性脱臼後、再度受傷により脱臼を繰り返す状態で
初回の脱臼をした年齢が10~20歳の場合は、軟部組織と言われる軟骨や靭帯などが損傷されることが多く、再脱臼を起こすことが多いです。
反復性脱臼になる原因として、バンカート損傷やヒルサックス損傷などがあります。
※バンカート損傷とは肩の脱臼により関節軟骨が裂離し、靭帯の緊張が無くなり再脱臼の恐れがある
※ヒルサックス損傷とは脱臼により関節部の骨が衝突し、関節軟骨損傷を起こし再脱臼の恐れがある
・ベネット損傷
野球選手、特に投手に多く
肩関節後方後下方の痛みで、投球のフォロースルーの際に後方が引き伸ばされ痛みが生じます。
・インピンジメント症候群
インピンジメントとは「衝突」と言う意味で
野球や水泳、テニスなどで腕を上げる動作を頻繁に行う方や、肩が柔らかい方などに多く見られます。
動作の途中で痛みを感じたり、引っ掛かり感を感じそれ以上動かせない障害です。
今回はスポーツをしている方で上半身に起こりやすい疾患の一部を紹介させていただきました!