小児の偏平足

- update更新日 : 2021年10月29日
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こんにちは!
本日も日記を読んで頂き有難うございます!

今回は偏平足について説明をしたいと思います(^^)

偏平足とは?

皆さんは偏平足はどういった状態かご存知でしょうか?

簡単に言うと普通に立っている状態で足裏のアーチ(土踏まず)がぺったりくっついてしまっている状態の事を言います。
但し、スポーツ選手などで筋肉が発達している方も土踏まずが無くなっていることがありますがそういった場合は必ずしも偏平足とは限りません。

内くるぶしの少し下の前方にある舟状骨という骨があります。その骨が地面との距離が減少している状態を医学的に偏平足と言います。

アーチの役割

アーチの役割ですが、

荷重時の神経や動脈への圧迫からの保護

床からの衝撃の吸収

移動効率の向上

などの役割があります。

アーチのバランスが崩れてしまうとこれらの役割が果たされなくなり足部の痛みや腰痛、頸部痛などの痛みを引き起こしてきます。

簡単に言うとダルマ落としで下がバランスを崩すと上までバランスを崩し、まっすぐだったのが崩れていってしまいます。
人間も同じように下(足部の骨)のバランスが崩れると膝、骨盤、背骨、肩甲骨、頭部の位置が歪んでいってしまいます。

アーチの数

これは少し細かいので飛ばしてもらって大丈夫です。

足のアーチは

・内側縦アーチ
 踵骨、距骨、舟状骨、内側楔状骨、第一中足骨

・外側縦アーチ
 踵骨、立方骨、第5中足骨

・横アーチ
 内側、外側、中間楔状骨

の三つアーチで構成されています。

小児の偏平足

小児では偏平足気味になっていますが、筋肉や靱帯が発達していくと段々と偏平足は改善していくことがわかっています。

だいたいですが、10~15歳くらいまでに自然とアーチは形成されていきます。

痛みの症状などが無ければ特に気にする必要はありません。

基本的には芝生の上や砂地を裸足で歩いたり走ったり、トランポリンや縄跳びと言った運動が勧められています。
現代は家で遊ぶことが多くなってきて外での遊びが少なくなってきている現状があると思いますので運動をしながら遊んで頂くようにしてください(^^

 

プリファーブ

当院では小学生~高校生に対してはプリファーブという中敷きを入れることをお勧めしております!

痛みや偏平足をでなくても部活をやっているお子様が使用するのも効果絶大です!
足の骨のバランスを整えることによって全身のバランスが改善いたします。

その状態でスポーツを行うと本来出せるパフォーマンスを十二分に発揮できるようになります!

バランスが良くない状態とバランスが整っている状態ではどちらが良いパフォーマンスを発揮できるかは言わなくてもわかると思います。

当院はバランステストを無料で行っております(^^)

早いうちに全身のバランスが整った状態を作り上げて成長したときに痛みが出ない体づくりをして行きましょう。