ありでいず 高齢者の睡眠について①
こんにちは。
高齢者の効果的な昼寝とは?
午後の活動を活発化させる寝方と寝過ぎがもたらす悪影響とは?
『高齢者には昼寝が大切と聞いたけど、生活リズムが崩れない?』
『昼間ずっと眠そうだし、長時間ねていて心配』
年齢を重ねるにつれて、昼間眠そうにしている時間が長くなっているのを見ると、衰えを感じますよね。
高齢につれて、必要な休息時間が増えるのは普通のことで、過度の心配は必要ありません。むしろ、適度な昼寝で活動量や生活リズムをサポートできるのです。
ただし、昼寝のし過ぎは健康や生活習慣に悪影響を及ぼす可能性があります。
高齢者は昼寝が多くなってしまう
・睡眠を促すホルモンの分泌量が加齢より減少
・日中の活動量低下で眠りが浅い
・夜間頻尿で夜間睡眠がさえぎられる
高齢者は、上記のような理由で夜間睡眠の質が下がる傾向にある為、昼間の眠気が強くなることがあります。
そのため、高齢者の昼寝がある程度多くなったり、長くなったりするのは、自然のことです。
加齢に伴って睡眠ホルモンが減少し、そのうえ若い時より日中の活動量が低下していると、寝つきが悪く浅い状態となってしまいます。
高齢者にとって効果的な昼寝の仕方
・適度な昼寝は15時まで20~30分
・ベッドや布団で昼寝しない
・カフェインや日光で目覚めをサポート
適度な昼寝は15時までに20~30分
昼寝は15時までに20~30分間としましょう
体内時計と睡眠リズムを整えるのに適しており、夜の睡眠に影響を与えず日中の眠気解消に役立ちます
30分以上の昼寝や、夕方以降の仮眠は、夜の睡眠に支障をきたす可能性があります
また、短時間の昼寝は、深い眠りに入る前に目覚めることができ、寝すぎの防止になるでしょう
ベッドや布団で昼寝しない
高齢者が昼寝をする際には、ベッドや布団を使用せず、ソファやリクライニングチェアなどを使用しましょう
ベッドや布団は快適な深い眠りを提供するたまに設計されています
短時間で済ませたい昼寝には向いておらず、寝すぎて午後の活動や夜の睡眠に悪影響を及ぼす可能性があります
また、ベッドで深く眠ってしまうと、すぐに覚醒できずに眠気を引きづってしまう可能性もあります。
昼寝はあくまで、ソファや椅子で仮眠を取る程度と心がけましょう
カフェインや日光で目覚めをサポート
・昼寝の前にカフェインを摂る
・昼寝から起きたら日光を浴びる
昼寝からすっきりと目覚めるために、昼寝前にカフェインを摂ったり、昼寝から起きたときには日光を浴びたりしましょう
起きた時にぼーっとしていると、そのまま二度寝してしまうこともなりかねません
昼寝前後にカフェインや日光の習慣を取り入れると、スッキリ目覚められるでしょう
昼寝は短時間の休息をとることで、疲れを癒し、体力や気力を回復させるために行われます
深く長い睡眠をとると逆効果になる可能性があるため、すっきり起きられる環境を整えることが重要です
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