ありでいず 食事のバランス

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 こんにちは。ありでいず管理者です。今日は食事のバランスについて書いていこうと思います。

 

 毎日暑い日が続いていますが、食事が疎かになっていないでしょうか。食欲が落ちて食事量が減ってしまっていたり、食事をしたとしてもそうめんなど単品で済ませてしまったり。暑い日に限ったことではないですが、食事は1日に「何を」「どれだけ」食べるのかが重要になります。農林水産省が作成した「食生活指針」というものがあります。

 

食生活指針

1・食事を楽しみましょう。

2・1日の食事のリズムから、健やかな生活リズムを。

3・主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。

4・ごはんなどの穀類をしっかりと。

5・野菜、果物、牛乳、乳製品、豆類、魚なども組み合わせて。

6・食塩や脂肪は控えめに。

7・適正体重を知り、日々の活動に見合った食事量を。

8・食文化や地域の産物を活かし、ときには新しい料理も。

9・調理や保存を上手にして無駄や廃棄を少なくする。

10・自分の食生活を見直してみましょう。

 これらの「食生活指針」を具体的な行動に結びつけるものとして、食事バランスガイドがあります。

図:食事バランスガイドを示すイラスト。

 

 食事バランスガイドは、1日「何を」「どれだけ」食べるのかを手助けしてくれるツールです。「何を」は食卓の料理をざっくり分けて「区分」で示しています。「どれだけ」はおおよその量を「つ(sv)」という単位で示しています。そして「何を」「どれだけ」のバランスをコマに見立てています。

 食事バランスガイドによると、細かいカロリー計算をしなくても、5つの区分を万遍なく取り入れることで、1日に必要な摂取カロリーをバランス良く補うことができます。また、食事の理想的な組み合わせと量のイメージをコマの形にすることで、食事のバランスが崩れると、コマのバランスが崩れ、倒れてしまうことがわかりやすいので、栄養素の過不足の調整もしやすくなります。

 イラストに1つずつ意味があり、土台となる部分は上から、主食、副菜、主菜、牛乳・乳製品、果物と5つの区分に分かれています。水とお茶はコマを回す軸の部分で表しています。これは水分も人が生きていくためには欠かせない構成要素であるためです。料理や飲料として食事や食間にしっかりとり入れることが必要なので、コマの軸になっています。

 ヒモの部分は菓子や嗜好飲料を表しています。菓子や嗜好飲料は食生活の楽しみの部分でもあるので、バランスを考えて適度に摂ることが大切です。人がコマの上を走っているのは運動を表しています。「コマが回転する」=「運動する」ことによってはじめて安定します。健康づくりのためには栄養バランスのとれた食事と適度な運動を取り入れることが大切です。

 

つ「SV」の数え方の基本

●主食

・1つ(SV) おにぎり1個、食パン1枚、ロールパン2個

・1.5つ(SV) ご飯普通盛り1杯

・2つ(SV) 穀類、パスタ1人前

●副菜

・1つ(SV) 小鉢の野菜料理1皿、サラダ1皿

・2つ(SV) 中皿の野菜料理

●主菜

・1つ(SV) 卵1個の料理、納豆1パック、豆腐半丁

・2つ(SV) 魚料理1人前

・3つ(SV) 肉料理1人前

●牛乳・乳製品

・1つ(SV) ヨーグルト1個、チーズ1切れ

・2つ(SV) 牛乳瓶1本

●果物

・1つ(SV) 小さい果物1個

・2つ(SV) 大きい果物1個

 この基準を応用すると、さまざまな料理でも「つ(SV)」に換算できます。「つ(SV)」の数え方は、農林水産省は、広く一般に食べられている代表的な料理の「つ(SV)」の数を早見表として公開していますので参考にしてください。

 

 

 

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