ありでいず 高齢者のQOL

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こんにちは、ありでいず管理者です。今日は「高齢者のQOL」についてです。

 

 QOLは 「Quality of Life」 の略で、WHOの定義では「個人が生活する文化や価値観の中で、目標や機体、基準又は関心に関連した自分自身の人生の状況に対する認識」となっています。QOLには多くの要素がかかわっています。

図1:QOLに関する要素を表す図。

 

 高齢者のQOLを高めるには、リハビリテーションや経済的支援、生活環境の整備など、高齢者の個人的な自立度を高めるための対策を行い、生活の快適さや利便さを追求することが考えられます。また、高齢者自身が生活に生きがいを見出すことも必要です。高齢者が感じる「生きがい」や「充実感」は

・家族と団らんする。

・美味しいものを食べる。

・趣味に熱中する。

・テレビやラジオを楽しむ。

・友人や知人と食事や雑談を楽しむ。

・仕事に打ち込む。

・ボランティア、町内会、地域行事等で社会貢献する。

 これらの活動をすることで健康状態が良くなり、健康状態が良い高齢者ほど生きがいを感じている割合が高いというデータもあります。

 

高齢者のQOLを下げる要因として挙げられるのは

・低栄養、食生活の乱れ

・身体活動量、運動量の低下

・過度の疲労とストレス

・加齢や疾病に伴う慢性疼痛

・貧困

・フレイル

等です。これらは社会参加が減少することをきっかけにドミノのように連鎖して起こっていきます。

 

 高齢者のQOLの維持、向上のためには社会とのつながりを維持することが大切です。直接会うだけでなく、電話やスマートフォンなどを使って、人や社会とのつながりを途絶えさせないようにする工夫が必要です。

 そして、心身の健康状態と活動量を維持することが大切です。自身の健康に関心を持ち、社会参加度や栄養面、口腔機能の管理状況、運動習慣を振り返り、改善の余地がある部分は積極的に取り組んでみる姿勢が求められます。

 

デイサービスセンターありでいず

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