ありでいず 災害時の備え

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 こんにちは、ありでいず管理者です。最近地震が多いですが、皆様は地震や台風などの自然災害時の備えについて普段から意識しているでしょうか?災害が無ければ、備えについて意識することはなかなか難しいのではないでしょうか。

 特に高齢者の方は避難をするのに時間がかかってしまう為、気をつけなければならないポイントがいくつかあります。今回は高齢者が災害時の避難に向けて備えておくことや注意点をご紹介しようと思います。

 

まずは「備えておくもの」です。

・非常用持ち出し袋の準備

食料や飲料水、貴重品、生活用品など一般的に災害時に持ち出す物に加え、高齢者は以下の持ち物が必要な場合があります。

①おかゆや介護用のレトルト食品やとろみ剤

 嚥下機能が低下している方は誤嚥性肺炎を防ぐためにとろみ剤も用意しましょう。

②おむつ・尿取りパッド

 おむつや尿取りパッドは吸収力が高いので、簡易トイレの中に敷くと簡単に処理できます。断水でトイレが使えない場合もありますので、日常的に使っている方はもちろん、普段あまりおむつを使わない方でも多めに準備しておくと安心です。

③普段飲んでいる薬・おくすり手帳

 血圧の薬や血糖の薬など、疾患によっては飲み続けなければならない薬があります。どんな薬を飲んでいるのか、本人だけでなく家族も把握しておくことが大切です。災害時に備えてかかりつけ医や薬剤師と相談し、避難時に必要な薬の種類や数・量を確保しておきましょう。

 また、お薬手帳には服薬履歴や健康状態など大切な情報が記載されています。避難先の薬局でも処方してもらえるように、お薬手帳は日頃からすぐ持ち出せる場所に置いておきましょう。

 

次に「しておくべきこと」です。

・自宅内の安全対策

素早く安全に避難できるように、自宅内は以下のような安全対策を取りましょう。

①倒れそうな家具、テレビ、額縁などの重い物や割れ物は固定する。

②ガラスには飛び散り防止のフィルムを貼る。

③寝室や逃げ道になる場所に倒れやすい物や割れやすいものは置かない。

④開き扉や引き出しには滑り止めシートなどを使い、中の物が飛び出さないようにする。

⑤安全に移動できるように、スロープや手すりを設置する。

 

・地域の方との交流を持つ

 災害時は地域の方との助け合いが重要になります。日頃から積極的に地域の行事や活動に参加し、近所の方と交流を持ちましょう。特に地域の防災訓練は参加しておくと、いざというときに行動しやすくなります。

 

災害時に安心して避難するためには、日頃からの備えが大切です。上記の内容を参考にして、少しづつ備えを進めていってみてください。

 

デイサービスセンターありでいず

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